Bacilusにおける内生胞子形成過程での継時的構造変化を示す超薄切片電子顕微鏡写真。(a)対数増殖期にある栄養細胞。(b)核が連結し、染色体軸系（ct）が形成される。(c)細胞の一端近くでメソソーム（m）を含む隔膜が形成され、胞子細胞（ac）となる部分が細胞のその他の部分から分かれる。(d)母細胞の細胞質で完全に包まれた前胞子（f）が形成される。(e)発達しつつある胞子が皮層（c）で囲まれている。(f)胞子発達の最終段階：成熟胞子はまだ母細肥中にあるが、胞子の周囲には皮層（c）胞子核（sc）の両者が見られる。A.Ryter,”Etude Morphologique de la Sporulation de Bacillus Subtilus”,Ann Inst Pasteur 108,40(1965)より。