| [表2] ゴグル貯水池の肉眼観察結果 | 
| 5・結 果 | 
| 1・ 化学薬剤(殺藻剤)の投入時、6日目に鋸が見えるほど透明度が増加され,SS | 
| 濁度などが相当よくなったのが見られた。 | 
| しかし COD、BOD、Chorophyll-a の濃度も低下されたがT-NとT-P 濃度は | 
| あんまり差がなかった。 | 
| 2・ 微生物製剤のBio-Colonyを投入した場合は10日程、経過した時に底が見え、 | 
| 濁度(6,28NTU → 1,50)COD、BOD、も全部減少していた。 | 
| 同時に T-N、 T-P の濃度も全ての化学薬剤より大きく減少していた。 | 
| 3・ Bio-Colonyの2次投入後(最初投入から17日経過後)すべての化学薬剤よ | 
| り水の透明度が第一によくなり、溶存酸素の濃度が最も多かった。 | 
| 濁度、COD、BOD、T-Nの濃度も一番減少していた。 | 
| 4・ 微生物製剤及び化学薬剤を共に4次投入した後、化学薬剤を投入した反応槽 | 
| では藻類及び青い苔類が繁茂に増殖されるのが見られたが、Bio-Colony を | 
| 投入した反応槽では青い苔類の生成は見られなかったし、水の透明度は高く、 | 
| 溶存酸素量が増えて、濁度,SS,BOD、Chorophyll-a 、T-N,T-P の数値は | 
| 全部低かった。 | 
| そして確実であるのは薬剤投入の反応槽では1〜2種の生息生物だけが顕微 | 
| 鏡で観察されたが、Bio-Colony を投入した反応槽では多種の生息生物が見 | 
| られ、微生物による水質改善が環境親和な水質改善剤であるのを今回の実験 | 
| で確信が出来た。 | 
| −緑藻類の生成量順位 | 
| Captain> Cutline Plus> Tint Blue> Control> Bio−Colony | 
| −水の汚濁度順位 | 
| Captain> Cutline Plus> Control> Tint Blue> Bio−Colony | 
| 月/日 |    No1 Control  | 
          No2 Bio−Colony  | 
          No. 3 Captain  | 
        No. 4 Cutline Plus  | 
        No. 5 Tint Blue  | 
    
| 9/17 | ・Bio−Colonyより混濁。 ・浮遊物はBio−Colonyより 小さい  | 
       多少混濁 浮遊物質が多い  | 
      青い苔多量増殖 水は緑色  | 
      Captainより苔は少ない | 
      水は清い 緑藻はCutline Plueより少ない  | 
    
| 9/24 | 
       
  | 
      ・水が一番清い ・藻類少しも見えない ・底が見える ・沈殿物少ない ・攪拌機もよく見える。  | 
      ・水色が青くなる。 ・青い苔多量増殖 ・底が見えない  | 
      ・容器壁面に青い苔類生成 ・Tint Blueより少ない ・水は清い ・底は見えない  | 
      ・容器の壁面側(日が当たる 側)青 い苔類生成 ・攪拌機軸に苔多い ・水は清い ・底が見える。  | 
    
| 10/1 | ・水は清い ・容器壁面に苔若干発生 ・底は薄く見える程。  | 
      ・水が一番清い ・攪拌機が一番よく見 える ・容器壁面に苔類 が無い  | 
      ・水が清くない(濁って いるように見える)緑 色である。 ・5個中最も濁っている  | 
      Tint Blueより清くない ・底は見える位 ・緑色が見える ・容器壁面に苔生成  | 
      ・水は清い ・底が見える ・水の色は薄い青緑色 ・容器壁面に苔生成  | 
    
| Bio-Colonyを撒布した反応槽は内部の底が見えて水性動物が数多く確認できた。 | 
| COD数値 | 
| Bio-Coloyn 撒布前のCOD数値は6,86mg/リットル | 
| Bio-Coloyn 散布後のCOD数値は4,99mg/リットル | 
| BOD数値 | 
| Bio-Coloyn 撒布前のBOD数値は5,92mg/リットル | 
| Bio-Coloyn 散布後のCOD数値は1,70mg/リットル | 
| SS数値 | 
| Bio-Coloyn 散布前のSS数値は5,2mg/リットル | 
| Bio-Coloyn 散布後のSS数値は0,8mg/リットル | 
| Bio-Colony 散布後の実験結果では水質汚染物質の数値が全て減少していた。 |