Q30.生態系安全性の検証

微生物Bacillusu subtilisによる試験投与結果。
                                      
●  Bacillusu subtilisを鶏雛に給餌し、鶏擁の成長におよばす影響を通して、その安全性を検討した。
 
1.試験実施機関  財団法人 畜産生物科学安全研究所
2.供試動物  アーバーエーカー・ニューふじ 初生鮮 90羽
3.供試飼料
 (1)標準飼料1、2、3
 (2)試験物質添加飼料A(標準飼料に試験物質を9%添加)
 (3)試験物質添加飼料B(標準飼料に試験物質を18%添加)
4.試験方法
  標準飼料区3群 試験物質添加飼料区2群に分け、各飼料を連続して6日間不断拾餌し6日間を1サイクルとして3サイクル合計15サイクルで試験
  を実施した。尚、各飼料群は毎回ランダムに選定し試験を行った。
5.試験桔果
  鶏擁生体への異常所見は認められず、発育阻害も認められなかった。

● マウスに対する 「バイオリキッド」 の経口毒性試験

1.試験実施横閑 大塚薬品工業株式会社 研究所
2.供試動物
  d d系マウス  オス 5頭、メス 5頑、 計 10頭
3.「バイオリキッド」 をマウスに各 2000㎎/㎏を経口投与し、2週間観察した後、剖検し毒性を判定した。
4.試験結果
  マウスに対する 「バイオリキッド」 の毒性は、2週間の観察期間中に生体に対して異常は認められなかった。
  尚、試験終了後各マウスを剖検した結果、内蔵器官に異常は認められなかった。
  この結果、マウスに対する急性毒性は2000㎎/㎏以上である。
 
  以上の動物生態実験は財団法人 畜産生物科学安全研究所と大塚薬品工業株式会社 研究所の2社研究所で行われた事を証明する。

1990,4,10

2019年06月15日